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http://nyatla.jp/nyartoolkit/
airmail(at)ebony.plala.or.jp
wm(at)nyatla.jp
- NyARToolkitは、ARToolKit 5.3.2を基盤としたARアプリケーション向けのクラスライブラリです。
ARToolKitについては、下記のURLをご覧ください。
http://www.hitl.washington.edu/artoolkit/ - ネイティブコードを含まない純粋なJava言語のみで実装されています。J2SE7.0以上に対応しています。
- ARToolKitマーカ、NyIdマーカ、NFTマーカ(ARToolkit5互換)の3種類のターゲットを扱えます。
- ARToolKitの基本機能と、NyARToolKitオリジナルの拡張機能、フレームワークで構成しています。
- ライブラリは3部構成です。 ** lib - コアライブラリを含む基幹部品です。J2MEのAPIのみで動作します。環境依存性がありません。 ** utils - カメラ制御、3Dシステム制御等のヘルパークラスを提供します。環境依存性があります。 ** sample - 最低限の機能を持つ、ARアプリケーション集です。
NyARToolkitの使用する外部ライブラリは以下の通りです。新しいバージョンのものがあれば、そちらを使用してください。
-
Webcam Capture in Java (NyARToolKit/4.2.1以降ではリポジトリに含まれています。)
utils.jmf,sample.joglの実行に必要です。
URL: http://www.webcam-capture.sarxos.pl/ -
Jogl2(NyARToolKit/5.0.4以降ではリポジトリに含まれています。)
utils.jogl,sample.joglの実行に必要です。
URL:http://jogamp.org/deployment/jogamp-current/archive/
file:jogamp-all-platforms.7z
以下の物は必要に応じてそろえてください。
-
JMF JavaTM Media Framework 2.1.1e utils.jmf,sample.joglの実行に必要です。
URL: http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/download-142937.html -
QuickTime 7.5
utils.qtの実行に必要です。 URL: http://www.apple.com/quicktime/qtjava/ -
java3d
utils.java3d,sample.java3dの実行に必要です。
URL: https://java3d.dev.java.net/binary-builds.html
file: java3d-1_5_1-xxxx-i586.exe -
Jogl(NyARToolKit/4.2.1以降ではリポジトリに含まれています。)
utils.jogl,sample.joglの実行に必要です。
URL: https://jogamp.org/
file : gluegen-old-1.0b6,jogl-old-1.1.1
Eclipse環境に、NyARToolkit開発環境をインストールする方法を説明します。
- Eclipseで空のワークスペースを作成します。
- lib,sample,utilsディレクトリをワークスペースにインポートします。
- インポートしたプロジェクトのエラーを修正します。多くの場合、エラーは文字コードの不一致と外部JARファイルの参照ミスです。
文字コードの不一致は、プロジェクトの文字コードをUTF8に変更することで解決します。 外部JARファイルの参照ミスについては、外部ライブラリの章を参考にして下さい。 - Webカメラをコンピュータに接続してください。
- NyARToolkit.sample.joglのWebcamCapture.javaを実行して、マーカを撮影します。立方体が現れれば、インストールは正しく完了しています。
1-4の手順については、http://sixwish.jp/Nyartoolkit/ に詳しい解説があります。
各Eclipseプロジェクトの概要です。
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NyARToolkit
NyARToolkitライブラリの本体です。基本的はJ2MEのAPIが有れば動きます。
3つのソースフォルダがあります。srcには画像処理、数値計算クラス群があります。src.markersystemには、複数のマーカを簡単に扱う為のMarkerSystemがあります。src.rpfには、RealityPlatformを構成するクラス群があります。
依存する外部ライブラリはありません。 -
NyARToolkit.sample.java3d
Java3dを出力先とするサンプルアプリケーションです。1個のサンプルプログラムがあります。
外部ライブラリは、Java3DとJMFに依存しています。 -
NyARToolkit.sample.jogl
OpenGLでの代表的な利用方法を実装したサンプルです。そのまま動作するのはWebcamCapture.javaだけです。 他のサンプルはキャプチャライブラリにJMFを使っているため、JMFをセットアップするか、キャプチャ方式を書き換える必要があります。 srcには、MarkerSystemを使ったサンプルがあります。OpenGLのスケッチを使ったサンプルと、使わないサンプルがあります。 src.oldには、以前の古い形式のサンプルプログラムがあります。 src.rpfには、RealityPlatformを使ったサンプルプログラムがあります。 -
NyARToolkit.sandbox
お砂場です。実験プログラムや作りかけのコードなどを埋蔵しています。
品質は未保証です(不具合等が多く放置されています)。testソースフォルダにあるサンプルプログラムは、RealityPlatformの試験に役立つかもしれません。 -
NyARToolkit.utils.j2se
JavaSEに依存したヘルパークラス群と、テストプログラムがあります。
BufferedImageをそのままNyARToolkitへ入力するためのクラスなどがあります。 -
NyARToolkit.utils.java3d
Java3Dに依存したヘルパークラス群と、テストプログラムがあります。
NyARToolkitの出力値のJava3dへの入力を支援します。 -
NyARToolkit.utils.jogl
Joglに依存したヘルパークラス群と、テストプログラムがあります。Joglのドライバです。 -
NyARToolkit.utils.qt
QTJavaに依存したヘルパークラス群と、テストプログラムがあります。
QuickTimeのドライバです。 -
NyARToolkit.utils.webcampapture Webcam Captureに関するファイルが有ります。
NyARToolkitは、商用ライセンスとLGPLv3のデュアルライセンスを採用しています。
LGPLv3を承諾された場合には、商用、非商用にかかわらず、無償でご利用になれます。 LGPLv3を承諾できない場合には、商用ライセンスの購入をご検討ください。
- LGPLv3
LGPLv3については、COPYING.txtをお読みください。 - 商用ライセンス
商用ライセンスについては、ARToolWorks社に管理を委託しております。http://www.artoolworks.com/Home.html